読みかけ

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

興味深く。どちらかというと私より親に読ませてあげたい。なんかどれにどう当てはまるとは言えないけど親の親がこういうのに当てはまる部分があったと思っている。両親ともに(タイプは違うけどな)。こういうのって連鎖するものだと思ってるんだけど、幸いにも私は同じ目にはあっていないようだ。人に簡単には話せないようなくらいの苦労をしている人達だし今も形を変えつつその苦労は続いている(と私から見ると思える)のに。これは私にとってものすごくラッキーなことではないのだろうか? あるとすれば多分割と後ろ向きな思考(笑)とたまに襲ってくる強烈な孤独感くらいなものだ。これはきっと両親ともに(特に父)持っているものを受け継いでいると思う。勝手に。娘の私が言うのもなんだがうちの両親はどこか切ない。
うちは2人とも「幸せな家」というのがどういうものかあまり知らないまま作った家だから、まあ比べてみれば多少他の家庭とは明らかに違う…ある意味歪んでいるともいえる形ではあるんだけれども、それでもずっと仲良く続いているし、私はこの家に生まれて幸せだったと思えるし、そう言えることは嬉しくもある。違うとは言ってもそもそも家庭において「普通」なんて定義は私は意味がないと思う。みんなそれぞれ違う家だ。
少なくとも今のとこ根本的なことで「あんたんちおかしい!」みたいなことは言われないので大丈夫なんじゃないすかね(←考えるのが面倒になった)。
本の後半は実践編みたいな感じになっていて、所詮これにあまり当てはまらない私には意味がない…ような。というわけで途中で止まっている。最後まで読もうとは思ってるんだけどー。